日記というか感想というか
本編シナリオをクリアした範囲では大きな不満点はなかったです
フィールドが3Dの割には視点周りで少々気が利かないなーとは思いましたが
前作で多くの人から指摘されていた問題は今作では感じることがありませんでした
移動スピードはフィールドの広大さからして調度良いくらい
ルーラもマップのエリアのスタート地点間を自由に行き来できるうえ
エリア内の一定ポイントに用意されている「いざないの扉」にワープすることもでき
非常に使い勝手の良いものになっていると感じました
戦闘テンポもDQ8以降の作品としては一番速いかと思います
モンスターが攻撃モーションを行うと同時にダメージが表示され
さらにそのモンスターが後退しきる前に次のモンスターのモーションが始まるなど
スピード感のある作りになっていて見ていてストレスが溜まりません
モンスターの成長限界には、やはり上位下位の差があるようですが
「強スライム」「最強スライム」といった初期モンスターの強化型も存在するので
前作のように、最終的なパーティが没個性化するという心配はないみたいです
モンスターのコスト性も相まってバランス調整はされているのでしょう
はっきり言って、このゲームはポケモンとは似て非なるものです
どちらかというと本家ドラクエに近いゲーム
ポケモンの場合は育成する個体の選別に始まり
限られた数値内での努力値配分や技の選択など
プレイヤー毎の膨大なパターンを生み出すにあたって
必ず限界や制約に干渉されたうえでのやり込みになりますが
DQMJ2の場合は、初期段階での能力不足は
てんせい配合でいくらでも上方修正できるので
目的の能力のモンスターへの脳内構成と時間さえあれば
まず失敗しない、という間口の広さがあります
この辺は旧世代のDQMよりも遊びやすくなったと言える気がします
前作があまり評判よろしくなかったので
実際にプレイするまでは不安も多かったのですが
無事にエンディングまでたどり着くことができました
過去の拙者と同じ理由で購入を躊躇っている人がいたら
是非、背中を押してあげたいと思える作品です